難燃防火処理とは、消火器や消火栓、スプリンクラーなどの火災が起きてから「消火」するものではなく、火災になる前の措置「防火」に主眼をおいております。
燃える可燃性物質そのものの性質を「燃えにくくする」防火対策です。
難燃防火処理された木材等は、防炎合板同等以上の防炎性能を
付与することが可能です。

難燃防火処理に使用する薬剤は、生活科学研究所において急性経口毒性試験を実施、結果LD50=5000mg以上という極めて安全な結果であります。また皮膚障害については、日本産業皮膚衛生協会において準陰性という結果。このように難燃防火薬剤は人体に対して影響はなく安全です。※安全性へ

ハロゲン物質を含有していないノンハロゲン難燃防火薬剤を使用してますので、有毒ガスなどが発生することはありません。※安全性へ
防火薬剤は無色透明の水溶液で無臭です。施工後の薬剤臭等もありません。
難燃防火処理を木材に施工した場合、素材の持つ色や感触、質感、又「木」の収縮などを損なうことなく処理ができます。
これにより無垢材を使用する和室柱など美観を損ねることなく、又神社仏閣等においても素材性能を損なうことなく処理することが可能です。
難燃防火処理は難燃剤を素材の中に染み込ませ安定付着をする処理です。また浸透剤などを併用し、さらに安定付着させることにより長期的に効果を持続させることが可能です。外部などの施工については、雨などによる気象条件により影響を受けますので、内部に比べ耐久性が落ちます。
防火薬剤単体では塗装がしてある場所(撥水される箇所)には施工は不可能ですが、特殊浸透剤を併用した浸透工法により塗装面上からでも難燃防火処理を施工することを可能としております。
協会が定める研修を受講し合格した、登録会員企業に所属する専門技術スタッフが行います。
木造住宅なら木部全体に施工することが望ましいのですが、予算や構造的(リフォーム等により)に不可能な場合、部分的に施工することも可能です。「失火対策として台所だけでも…」「放火対策として外壁だけでも…」と塗装のように着色する施工ではありませんので、部分的な施工も可能です。

住宅・店舗・社寺仏閣・重要文化財・公共施設・無人施設など木材建物全般に採用されております。また、店舗・デパートなどの木製家具(椅子、テーブル)や室内装飾品、展示会等で使用する木製品などと幅広い箇所で利用されております。